【公太へ 震災遺族の7年(2)】窓が閉まったひつぎ 足の爪で息子分かった

【公太へ 震災遺族の7年(2)】窓が閉まったひつぎ 足の爪で息子分かった

2018年03月08日 | ボウリング

安置所は廃業したボウリング場だった。 レーンにひつぎが並んでいる。200体はある。 一体一体のぞき込む。ふたの顔の小窓はあらかじめ開けられていた。 死体を見るおびえはなかった。他の遺族も取り乱さず、黙々と確認作業をしている。 時々、窓の閉じたひつぎがある。 〈遺体の損傷がひどく開けられません〉. 貼り紙で封印 ...

続きを読む

前後の記事

新着の記事

    月別アーカイブ